SSブログ

(19/5/24)初恋~お父さん、チビがいなくなりました [映画・食事]

  昨日月一映画で
 『初恋~お父さん、チビがいなくなりました』を観てきました。

   初恋 お父さん、チビがいなくなりました.jpg
   
  《ストーリー》
3人の子供が巣立ち、人生の晩年を猫のチビと暮らす武井勝(藤竜也)と有喜子(倍賞千恵子)の老夫婦。勝は無口で頑固、家では何もしないという絵に描いたような昭和の男。そんな勝の世話を焼く有喜子の話し相手は、チビだけであった。ある日、有喜子は娘の菜穂子(市川実日子)に「お父さんと別れようと思っている」と告げる。その真意を探ろうと長男・雅紀(小市慢太郎)や長女・祥子(西田尚美)たちが大騒ぎするなか、有喜子の心の拠り所だったチビが姿を消してしまい……。(Movie Walkerより)

原作は西炯子さんの漫画で、読み切りシリーズで増刊フラワーズ(季刊誌)に数回掲載されてました。

4月初め神戸新聞「銀幕かわらばん」藤竜也さんのインタビュー記事が載りましたが、この作品のお父さんは、武骨で頑固で口数が少ない昭和の男。
監督から「ハードボイルドにやってくれ、優しいと駄目、もっと嫌なおやじをやってくれ」と言われたそうです。
で、映画の中のお父さんは、妻が話しかけても返事をするわけでもなく、呼んでも振り向くわけでもなく、、、出かける時にはお弁当を持たせてもらい、マフラーを首に巻いてもらい、コートを着せかけてもらい、ハンカチ・ティッシュを渡してもらい・・帰宅したら玄関で靴下を脱がせてもらい、「お風呂!」と言ったら、着替えを用意してもらい・・・あーイヤだイヤだw

「おーい」の一言で殆んどが伝わる夫婦が理想で魅力的なのかどうか・・
何十年も一緒にいると日々の何でもないことは「あ・うん」の呼吸でわかるし、夫婦だけにわかる空気感っていうのはあるでしょうし。
でも、何でもかんでもそれだとね、、
わかってるつもりでも、
口に出して言わないと分からないことの方が多いんじゃないかな。
夫婦だからこそ大事なことは言葉で伝えないとね と。

ラスト、お父さんは今まで黙っていた妻への気持ちを口に出して伝えるのですが、そのシーンよかった~ウルッときましたよ。
もっと早よ言えよーとも思いましたがねw

ひとつ残念というか、説明不足じゃない?と思うことがあって、映画が終わってから原作を読んでない3人に「あれはどういうこと?」と訊かれたんだけど、お父さんが鈴木志津子(星由里子)と定期的に会ってるのはなぜ?そこがわからないと。星さんはこの映画が遺作です。
原作ではちゃんと説明があったので〈あ~そういうことか〉と納得できたんだけど...殆んど原作に忠実に作られてはいましたが、ちょっと違う?というところもあったからではありますが、映画でもそこのところの説明シーンがあってもよかったのではと思ったのです。
昨日の観客の方々、私たちより若い方っていたかしら?と思えるくらいシニアばかりで、たぶん原作は読んでないと思うのでね。
 とはいえ、
クスクス笑いから大笑いできるシーン、ウルッとなるシーンに考えさせられるシーンもありで、ほっこり温かくて後味の良い映画であるのは間違いないです。

エンドロール、笠置シヅ子さん♪あなたとならば レトロで素敵でした~
チビ(りんご)も名演技だったニャン猫5.gif

昨日は1回目が11:25~13:20だったので、映画途中で皆お腹がグーグーw
移動する元気もなくw映画館(国際会館11F)隣の
 またまたTOOTH TOOTH でランチをすることに~

   ガーデンを眺めながらパスタランチ(ジェノベーゼ)
  1.jpg
  2.jpg
  引き続きでケーキ(ルビーショコラハット)&お茶も
  3.jpg

国際会館プレイガイドに行ってみたけど、LIVEチラシなかった...
今年も作らないのかなぁ・・

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。