SSブログ

(18/10/25)日日是好日 [映画・食事]

映画に行った17日からもうだいぶ日が経ってしまいましたが、

先週水曜日に『日日是好日にちにちこれこうじつを観てきました。

  日日是好日.jpg

   《ストーリー》
真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。そんな典子(黒木華)は、いとこの美智子(多部未華子)とともに「タダモノじゃない」と噂の武田先生(樹木希林)のもとで"お茶"を習うことになった。細い路地の先にある瓦屋根の一軒家。武田先生は挨拶も程々に稽古をはじめるが、意味も理由もわからない所作にただ戸惑うふたり。「お茶はまず『形』から。先に『形』を作っておいて、後から『心』が入るものなの」と武田先生は言うが──。
青春の機微、就職の挫折、そして大切な人との別れ。人生の居場所が見つからない典子だが、毎週お茶に通い続けることで、何かが変わっていった・・・・・。(チラシより)

映画の冒頭〈10歳のとき両親に連れられてフェリーニの『道』を見た。全くつまらなかった...〉というようなナレーションで始まり、
映画の中盤に〈世の中には「すぐにわかるもの」と「すぐわからない」ものがあり、すぐわからないものは、長い時間をかけて少しずつ気づいてわかってくる。子供の頃はまるでわからなかった『道』に、今の私がとめどなく涙を流すことのように〉とあり、お茶もそうだと例えられます。フェリーニの『道』に反応^m^

ちゃんとした茶道は未経験の私ですが正座できないもの、、あ、そういえば1度だけあったなぁ・・息子が幼稚園の時です。同じクラス方のお家に遊びに行った時、和室に通され息子共々正座してお点前をいただくことになって、、私よりだいぶ年上のお母さんで15・6才ぐらい上だったと思う
「作法なんて気にしないで」って言われたけど、気にするって。
ドラマや映画で見ていたのを思い出し思い出しギコチナクやってみたけど・・しんどかった(;^ω^)

映画ではお茶の正式な作法は勿論ですが、へ~そうなんや の連続で、
つくばいの水量は季節で変えるとか夏は多くするそう、掛け軸は季節だけではなくゲストの心まで思いやって変えるとかって。

笑えるシーンも沢山ある映画ですが、雨音や風の音に耳をかたむけ、四季の花々を愛で、武田先生の庭の季節の変化を楽しむ、五感・感覚を楽しむ、そんな静かな映画です。

五感を楽しむといえば、味覚です^^美しく美味しそう~食べてみたい~というお菓子がたくさん出てきました和菓子⑤.gif
映画後しろ吉さんが「私、高校の時ちょっとだけ茶道部に入ってたわ」と。
ずっと帰宅部だと思っていたけど、美味しそうなお菓子を見て思い出したそうでwお菓子が目当てで入ったそうな(笑)
茶道部で私も思い出しました。私は放送部だったのですが、放送部と同じ階の奥に茶道部があって、そこに3時になると男子が数人入って行くの。最初は何?と思ってたのですが、あとで和菓子が目当てだとわかり、納得w面倒くさい作法より食い気が勝るのねぇと思ったものです。

おすすめです。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先月に続き今回の映画も大丸近くのシネ・リーブルで、今日は行ったことのないお店にしたいよねと、旧居留地をブラブラ。
と、三井住友の広い車寄せの向う側になんか良さそうなお店が見えて。

 Bar&Bistro 64ロクヨン  居留地ビル番号がそのままお店の名前になってます~

お昼時で満席に近い状態でテラスに通されましたが、そこここでランチを楽しんでる方々が、お洒落な雰囲気でたぶん近辺のブランドショップにお勤めの方なんだろうな~と。

  2週替わりパスタランチ秋刀魚としめじペペロンチーノ
  2.jpg
         美味しい!!お口の中が秋~~でございました

 もう場所は変えず
 ここでケーキを食べようということになり、それぞれ注文。
  珍しくバラバラ
  3.jpg
                     私はフロマージュ↑  

運ばれてきたケーキを見て、4人が「ん?あれ?」。
で、メニューを改めて見てみればケーキの横にTOOTH TOOTHとあります。
スタッフさんに「ここってTOOTH TOOTH系列なの?」と尋ねると
「そうです」とのこと。へ~ぜんぜん知らなかった。
道理でパスタも美味しいわけだ。

いいお店に出会いました。
たまにはブラブラしてみるものです^^

  映画ネガ.gif・・・・・・・・・・・・・・・

来月は原作を大泣きしながら読んだ『旅猫リポート』を観る予定ですが、登録している映画.comからきていたメルマガを見てびっくり。
原作を読んで、凄くいいお話だけれどこれをドラマや映画にするのは無理だろうなぁと思っていた、恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』が映画になり、来年秋に公開とのこと。ピアニストたちの物語で、原作者が〈なんと無謀な・・〉と内心あきれ〈無謀さに気づきそのうち諦めるだろう〉と思われたそうで。
そんな原作がどんな映画になるのかしら?と、もの凄く興味深くもの凄く楽しみです。

コメント(0)